ABOUT

MICCS

Multiculturalism and Intersectionality in Complex Cities,
Doshisha University, Kyoto

設⽴経緯

21世紀、グローバリーゼーションによって世界各地の相互依存は強まり、これまで以上にわたしたちの日常生活に大きな影響を及ぼしています。とりわけ、国境を横断する人の移動の加速によって多文化社会が花開き、新たな活力や創造性がうまれる一方、人種・エスニシティをめぐる分断やジェントリフィケーションなど、多様な課題が噴出しています。
こうした課題を乗り越えるための試行錯誤が地域社会や都市で重ねられています。その代表例としてあげられるのが、ヨーロッパのミュニシパリズムの構想です。2017年バルセロナで開かれた国際会議「恐れなき都市(Fearless City)」には、150以上の都市の代表が集まり、「都市が連携してグローバル化の課題に対処し、希望を取り戻そう」というメッセージが世界に発信されました。なかでも移民の受け入れや多様な住民との共生の領域において、都市は「聖域都市」「避難都市」をはじめ、新たな取り組みを次々に打ち出す「未来の実験室」として重要な役割を担っています。2021年7月に設立されたMICCSは、これら世界の実践から学び、「超多様性」時代における新しい共生のかたちを探ります。

活動内容

MICCSは、「排除を生まない都市」に向けた理論や実践を分析し、その知見を活かすことを目指します。具体的には(1)移民や人種・民族マイノリティなどをめぐる分断と、その克服に向けた理論研究、(2)差別・排除を解消し、共存のための実践プログラムの構想、(3)複合差別や共生についての社会的認識を高める目的での上映会や討論会、アートイベントなどの実施を三本柱とします。

センター構成員

運営委員
森 千香子(同志社大学 社会学部、センター長)
菊池 恵介(同志社大学 グローバル・スタディーズ研究科、副センター長)
板垣 竜太(同志社大学 社会学部)
南川 文里(同志社大学 グローバル・スタディーズ研究科)
センター員(アルファベット順)
崔 紗華(同志社大学 社会学部)
デブナール ミロシュ(龍谷大学 国際学部)
藤田 吾郎(早稲田大学 政治経済学術院)
和泉 真澄(同志社大学 グローバル地域文化学部)
郝 洪芳(同志社大学 MICCS)
金 尚均(龍谷大学 法学部)
駒込 武(京都大学 教育学研究科)
ルバイ エレン(パリ政治学院)
李 定恩(同志社大学 MICCS)
松谷 実のり(追手門大学 社会学部)
松谷 優花(同志社大学 MICCS)
見原 礼子(同志社大学 グローバル地域文化学部)
宮田 伊知郎(埼玉大学 人文社会科学研究科)
水谷 智(同志社大学 グローバル地域文化学部)
村上 一基(東洋大学 社会学部)
西尾 善太(立命館大学 大学院先端総合学術研究科)
呉 永鎬(鳥取大学 地域学部)
太田 修(同志社大学 グローバル・スタディーズ研究科)
朴 沙羅(ヘルシンキ大学 文学部)
孫 片田 晶(立命館大学 産業社会学部)
佐久川 恵美(同志社大学 MICCS)
瀬戸 徐 映里奈(近畿大学 人権問題研究所)
鈴木 赳生(京都精華大学 国際文化学部)
田川 昇平(東洋大学 国際学部)
冨山 一郎(同志社大学 グローバル・スタディーズ研究科)
上野 貴彦(都留文科大学 文学部)
許 燕華(大谷大学 文学部)
山本 めゆ(立命館大学 文学部)
山下 泰幸(同志社大学 研究開発推進機構)
安井 大輔(立命館大学 食マネジメント学部)
和田 昌也(同志社大学 MICCS)
事務局
保井 啓志(拠点研究員)
金 漢拏(研究支援員)
大川原 拓真(リサーチ・アシスタント)

WEBサイト写真の説明

本WEBサイトの写真はフランスの写真家カミーユ・ミルラン(Camille Millerand)によるものです。ミルランは報道写真を手がけるかたわら、世界を旅し、都市と移民をテーマに作品を撮り続けています。2018年にはアルジェの移民街を舞台にしたドキュメンタリー『Derwisha』を撮るなど映像作品も手がけています。詳細はミルランのWEBサイトをご覧ください。

これまでのMICCSプログラム


4

シリア・ウクライナ・朝鮮、そして終わらぬ“冷戦下”の⽇本〜難⺠が「普通の⼀市⺠」になれない社会でのインターセクショナリティ〜

講師:鄭暎惠(チョン・ヨンへ)
⽇時:2022年4月22日(⾦) 17:00–19:00
会場:同志社⼤学今出川キャンパス良⼼館RY107教室


3

難民・強制移動とセクシュアリティ—クィア移住研究の視点から

報告者:工藤晴子(神⼾⼤学)
⽇時:2021年12月3日(⾦) 17:00–19:00
会場:同志社⼤学烏丸キャンパス志⾼館SK214


2

フランス・アフロフェミニズムの現在—アマンディン・ゲイ監督『声を上げる、未来を拓く』を題材に

報告者:菊池恵介・森千⾹子(同志社⼤学)
⽇時:2021年11月5日(⾦) 17:00–19:00
会場:同志社⼤学今出川キャンパス良⼼館RY107教室


1

グレン・クルタード著『⾚い⽪膚、白い仮⾯』を読む

報告者:鈴⽊赳生(同志社⼤学)
⽇時:2021年10月15日(⾦) 17:00–19:00
会場:同志社⼤学烏丸キャンパス志⾼館SK214