会場:同志社大学今出川キャンパス 良心館 RY402教室(対面開催)
講師:早尾貴紀(東京経済大学)
主催:グローバル地中海地域研究 同志社拠点 「レイシズムと植民地主義」研究班
© Fernando Lema. Taken on September 2, 2011 (No change has been made)
中東紛争のファクターとして大文字の国家や民族を主体に見るのではなく、周縁的で越境的な出来事や人物や作品からパレスチナを見直すこと。そのことを通して、この問題が広く環地中海世界へと繋がり、さらに東アジアの私たちとも同時代的に相互連関をもっていることを考えたい。2021年に刊行した『残余の声を聴くーー沖縄・韓国・パレスチナ』(早尾貴紀、呉世宗、趙慶喜著、明石書店)を起点にしつつ、そこから見えてくる課題を、参加者のみなさんと共有したい。
一九七三年生まれ。東北大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。東京経済大学教員。ヘブライ大学およびハイファ大学に客員研究員として二年間在外研究。パレスチナ/イスラエル問題、社会思想史。(明石書店HPより転記)
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