公開講演会『沖縄の植民地的近代』合評会

日時:2023年6月10日(土) 13:00-16:00
会場:同志社大学今出川キャンパス 寒梅館6階 6A会議室(対面開催)
講師:松田ヒロ子(神戸学院大学)
主催:グローバル地中海地域研究同志社拠点「移民・エスニシティ」研究班

2023.05.26 UP

概要

沖縄から台湾へ渡った人々のキャリアについて研究なさってこられた神戸学院大学現代社会学部の松田ヒロ子教授に、ご著書『沖縄の植民地的近代: 台湾へ渡った人びとの帝国主義的キャリア』(世界思想社, 2021年)の内容および今後の研究の展望についてお話しいただきます。植民地期における沖縄と台湾の関係性を背景に、二地点間を移動しながら生活した沖縄の人々の生活のリアリティとキャリア上の実践はいかなるものだったのでしょうか。ご著書の内容についての議論を中心とした会となります。

講師プロフィール

1976年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。オーストラリア国立大学Ph.D(History)取得。シンガポール国立大学アジア研究所ポストドクトラル研究員,台湾・中央研究院台湾史研究所博士後研究員などを経て,2014年4 月より神戸学院大学現代社会学部准教授。専門は,社会史/歴史社会学。
主著:Liminality of the Japanese Empire: Border Crossings from Okinawa to Colonial Taiwan (University of Hawai?i Press, 2019),
Rethinking Postwar Okinawa: Beyond American Occupation (Lexington Press, 2017,共編著),
『多文化共生のためのシティズンシップ教育実践ハンドブック』(明石書店,2020 年,共編著
世界思想社の著者紹介ページより転記)

お問い合わせ

松谷実のり(追手門大学社会学部)
m-matsutani@otemon.ac.jp