会場:同志社大学烏丸キャンパス 志高館 SK214(対面開催)
講師:中村千尋(中央大学)
主催:グローバル地中海地域研究 同志社拠点 「資本主義/民主主義」研究班
共催:移民の参加と排除に関する日仏研究会
©Olivier Mabelly. "Calais, Pas-de-Calais, France", Taken on September 14, 2020 (No change has been made)
フランスでは、国外から労働者や兵士を動員した第一次世界大戦は、その後の移民や外国人に関する政策の性格を規定した重要な出来事として考えられている。そうであるならば、当時の政策関係者らは移民政策をどのように認識していたのか、また、そこにはいかなる思想が関わっていたのだろうか。この講演会では、第一次世界大戦期から1920年代にかけての移民政策を制度と思想の両面から考察し、そこに見られる矛盾や問題について分析することを課題としたい。
中央大学 経済学部 准教授。東京大学大学院 経済学研究科 博士課程修了後、同研究科助教、千葉大学 大学院社会科学研究院 准教授などを経て現職。専門はフランスの労働史、移民史、経済史。詳細はこちら。
菊池恵介(同志社大学グローバル・スタディーズ研究科)
kkikuchi@mail.doshisha.ac.jp