公開上映会・講演会INDIAN WOMEN’S LIFE IN JAPAN FILM SCREENING AND DEBATE
Finding their niche Unheard stories of migrant women
A film by Megha Wadhwa

日時: 2023年12月11日(月)17:30-19:30
場所: 同志社大学今出川キャンパス 良心館 RY411(対面、講演者のみオンライン参加)
講師: Megha Wadhwa (ベルリン自由大学)
主催: グローバル地中海地域研究同志社拠点「多文化都市と共生の危機」研究班

2023.11.14 UP
QuaMaFA Films, German Federal Ministry of Education and Research, Filmmaking for Fieldwork, Free University Berlin and Sophia University Tokyo.

QuaMaFA Films, German Federal Ministry of Education and Research, Filmmaking for Fieldwork, Free University Berlin and Sophia University Tokyo.

概要

この1時間の映画は、10年以上前に夫を追って日本に移住してきた、2人のインド人女性の生活記録だ。彼女たちは喜んで外国に移り住み、夫と一緒になったが、日本についての予備知識は一切なかった。アメリカ、イギリス、カナダに住む親戚の生活を遠くからみてきたため、日本でも似たような生活を期待してきたが、現実は期待を裏切ることになる。快適さや贅沢、愛や楽しみに、孤独と恐怖が取ってかわったのだ。本作は個人的な語りを通して、彼女たちの過去、現在、未来の期待を検討する。そして、それがインド人の女性・妻・母親、外国で働く労働者としての役割にどう影響するのか、「自分の居場所をみつける」なかで彼女たちがどのような困難に直面したのかをみていく。

トレイラー

17:30-17:40: イントロダクション
17:40-18:40: 『居場所をみつける:移民女性の聞かれざる物語』上映(日本語字幕あり、58分)
18:40-19:30: Megha Wadhwa監督との質疑応答(オンライン、日英両語)

監督の経歴

移民研究、日本・インド研究。ベルリン自由大学研究員、母校である上智大学の客員研究員を務める。ニュー・デリー出身、東京で15年間暮らしたのち、2021年にベルリンへ移住。著書Indian Migrants in Tokyo: A Study of Socio-Cultural, Religious and Working Worlds (Routledge, 2021)のほか、日本におけるインド人コミュニティ等にかんする記事や論文をThe Japan Timesや他の雑誌に掲載。現在は「日本とシンガポールにおけるインド人の職業:移住傾向、労働市場と諸困難」について研究し、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の助成による研究プロジェクト‘Qualifications and Skill in the Migration Process of Foreign Workers in Asia’ (QuaMaFA)に携わっている。

お問い合わせ

ルバイ エレン(パリ政治学院)
helene.lebail@sciencespo.fr