TALKEverything I Learned, I Learned in a Chinese Restaurant

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概要

デトロイトで活躍する中国系アメリカ人のドキュメンタリー映画監督で作家のCurtis Chin氏は、中国系コミュニティで育った自らの体験を書いたEverything I Learned, I Learned in a Chinese Restaurantを出版された。デトロイトのアジア系コミュニティの運動、特にビンセント・チン事件の衝撃、都市と人種の問題などを当事者目線で綴った本書の反響は大きく、本ブックトークでは、著者であるChin氏を招き、アジア系クイア作家としてだけでなく、長年のコミュニティ活動家としての著者の体験を踏まえ、ディスカッションする。

日時：2024年9月17日（火）15:30-17:30

会場：同志社大学 烏丸キャンパス 志高館 SK202教室（ハイブリッド）

使用言語：英語

講師：Curtis Chin（陳國材）（Independent Artist, Documentary Film Maker）

講師略歴：Curtis Chin氏は、ミシガン州デトロイト出身の中国系アメリカ人で、現在ロサンゼルス在住。アーティスト、文筆家、ドキュメンタリー映画監督。ニューヨークでAsian American Writers’ Workshopを共同設立、長年にわたってアジア系文芸促進の活動に従事してきた。2009年には、1982年にデトロイトで起こった中国系アメリカ人撲殺事件を扱ったドキュメンタリー映画『Vincent Who?』を制作。その他、アメリカのテレビやさまざまなメディアに脚本や映像を提供している。2023年に発表された短編映画『Dear Corky』はPBSで放送された。今回の講演は2023年刊『Everything I Learned, I Learned in a Chinese Restaurant』（Little Brown & Company）紹介のためのアジア巡回ツアーの一環である。

主催：同志社大学アメリカ研究所部門研究3、グローバル地中海地域研究同志社拠点「多文化都市と共生の危機」班の共催

お問い合わせ

和泉真澄（同志社大学グローバル地域文化学部）
mizumi@mail.doshisha.ac.jp