講演会アナーキテクチャー、すべての後で

日時:2025年12月9日(火)17:30-19:30
会場:同志社大学烏丸キャンパス志高館SK110
使用言語:英語
登壇者:ジャック・ハルバスタム(コロンビア大学教授)ほか

2025.11.20 UP
©ゴードン・マッタ=クラーク 「一日の終わり」、1975年

©ゴードン・マッタ=クラーク 「一日の終わり」、1975年

概要

1990年代以降のアメリカでクィア理論を牽引し、ジェンダー・セクシュアリティ研究、視覚文化研究に大きなインパクトを与えてきたクィア理論家のジャック・ハルバスタム氏による『クィアな時間と場所で』日本語訳刊行記念講演会。1970年代ニューヨーク市中で放棄された建築を解体し、建築や都市空間概念の再検討を促したアメリカの芸術運動(アナーキテクチャー)を取り上げ、そこで用いられていたクィア、トランスに関わる語彙を用いることで、今日のトランス/クィア・ポリティクスのための新たな戦略を描き出す。同志社大学アメリカ研究所第40回コロキアム。

日時

2025年12月9日(火)17:30-19:30

会場

同志社大学烏丸キャンパス志高館SK110

使用言語

英語

登壇者情報

メインスピーカー:ジャック・ハルバスタム(コロンビア大学)
コロンビア大学デイヴィッド・ファインソン人文学教授。著作にIn A Queer Time and Place (NYU Press, 2005, 邦訳『クィアな時間と場所で——トランスジェンダーの身体とサブカルチャーの生』菅野優香、羽生有希、井上絵美子訳、花伝社), The Queer Art of Failure (Duke UP, 2011, 邦訳『失敗のクィアアート——氾濫するアニメーション』藤本一勇訳、岩波書店)), Anarchitecture After Everything: A Trans Manifesto (MIT Press, 2026刊行予定)など。2024年度グッゲンハイム・フェローシップ受賞者。

対話者: 河口和也(広島修道大学)

モデレーター:菅野優香(同志社大学)

開催情報

主催:フェミニスト・ジェンダー・セクシュアリティ研究(FGSS)センター、アメリカ研究所、アメリカ研究所部門研究4
共催:都市共生研究センター