公開講演会生存戦略としての起業——フランス社会の複合的差別に抗するムスリム女性

日時:2026年2月21日(土)15:00-18:00
会場:同志社大学烏丸キャンパス志高館SK214(※同キャンパス内で変更の可能性あり)
使用言語:フランス語(日本語への逐次通訳あり)
登壇者:ハナンヌ・カリミ(ストラスブール大学准教授)ほか
主催:グローバル地中海地域研究同志社拠点「多文化都市と共生の危機」研究班

2026.02.12 UP
©Bill Schaefer Photography

©Bill Schaefer Photography "Muslim women in Mexico", Taken on October 11, 2013 (No change has been made)

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概要

近年フランスでは、雇用不安やテロ事件などを背景に「反イスラム感情」が高まりを見せている。その主要なターゲットとなっているのが、スカーフを着用するムスリム女性たちである。いわば西洋の文化やライフスタイルに同化する女性が称賛される一方、スカーフを着用する女性は、家父長制を内面化した遅れた存在として蔑まれるか、イスラム原理主義者として悪魔化されてきた。2004年3月には「宗教シンボル禁止法」が制定され、公立学校でスカーフを着用することが禁じられた。だがその後もスカーフ排斥の動きは、公共空間や職場へと際限なく拡大を続けている。こうして職場から排除され、生存手段を奪われるなか、ムスリム女性たちはいかなる選択を迫られているのか。この講演では、フランスにおける就職差別の実態を踏まえた上で、起業するムスリム女性たちへのインタビューを通じて、人種・階級・ジェンダー・宗教の複合的差別に立ち向かう彼女たちの生存戦略を検討していく。

登壇者プロフィール

ハナンヌ・カリミ…ストラスブール大学准教授。インターセクショナリティの視点から、ヒジャブを着用する在仏ムスリム女性たちへの重層的差別と、それに対する抵抗の実践を分析する。主著にLes femmes musulmanes ne sont-elles pas des femmes? (『ムスリム女性は女ではないの?』, Hors d’atteinte、2023年)など。

日時

2026年2月21日(日)15:00-18:00

使用言語

フランス語(日本語への逐次通訳あり)

会場

同志社大学烏丸キャンパス志高館SK214(※会場は同じ建物の中で教室変更になる可能性があります)

開催方法

対面

主催

グローバル地中海地域研究同志社拠点「多文化都市と共生の危機」研究班

お問い合わせ

森千香子(もり ちかこ)(同志社大学社会学部 教授)
cmori@mail.doshisha.ac.jp